半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

2533 卒業式

今日は,第69回卒業証書授与式でした。
式が始まる前に,1・2年生に話をしました。
その理由は,月曜日に行った総練習での歌があまり良くなかったからです。
卒業式を何のために行うのか,誰のために行うのかが生徒の心に定着していない印象があったからです。
その指導があったからか,本番での在校生の歌声はとても素晴らしかったです。
全校合唱では,涙で歌えない3年生女子を助けるように在校生ががんばってくれました。
やはり,歌が響けば感動が倍増します。
3年間社会科を教えてきた3年生でした。
いろいろなことがあり,叱ったことも多かったですが,とても気のいい生徒たちでした。
新しい出発の日です。
胸を張って,未来に生きよう。
人は懐かしさでは成長しません。
過去を懐かしむのは,もっと先でいいのです。
今は,未来に目を向ける時なのです。
卒業おめでとう。