半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

2147 生徒による面接

先月末に新生徒会役員が決まりました。その役員たちが専門委員長を選ぶ面接がありました。
つまり,生徒が生徒を面接し自分たち役員と一緒に学校を良くしてくれる仲間を選ぶのです。
このような取り組みは,教師人生で初めてのことでした。
素晴らしい取り組みだと思います。
面接されるほうは,希望する理由やどうやって学校を良くしていくかなどを聞かれます。
実際には,「きれいな学校にするためには,どうすればいいと思いますか」
「いじめのない学校にするために具体的な取り組みは何ですか」などです。
面接するほうは,自分の視点をしっかりともって質問しないといけません。
つまり,面接する生徒と面接される生徒両方が,成長できる取り組みなのです。
この面接の間は,教師は口出しせずに,見守るだけです。
まさに,生徒による自主的な取り組みとなっています。
これを続けていき,良き伝統にして欲しいと思っています。