半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

2183 道徳授業「平和を考える旅」の実践を終えて②

道徳授業「平和を考える旅」の生徒感想です。

・私たちが住んでいる日本は,戦争がなくても自殺者が多いなら,変わりはないと思いました。もっと人と人とが助け合う社会をつくっていかないといけません。
・けっこうためになる授業だった。これから世界の人々が平和になれるように今,自分たちができることをやっていきたい。
・これから先,世界のすべての人が平和を感じる世の中にはならないかもしれない。だけど,一人ひとりの人たちが平和な世の中になるように少しでも行動していけば,今苦しんでいる人たちが平和 と思えるような世界に少しでも近づけることができると思う。今,自分が暮らしている世界は平和だから,あまり考えることができなかったから,改めて考えることができてよかった。
・できることがあるのに,何もしないでいるのはもったいないんじゃないかと思うようになった。
・戦争がなくなってほしい。でも太田さんのように私には何もできない。何をすればいいのか,どうしたら平和になれるのか今を頑張って生きて見つけていきたいと思った。
・正直,むぼうでも無理なことはないと思う。
・私はあれをしようと決めてもなかなか行動に移すことができないのに太田さんはフィリピンに行っていろいろ考えることができたので,それだけでも良い経験になったと思います。
・平和って一人だけでは何もできないと思いました。
・今日は授業の中で平和について深く考えることができました。平和というのは難しいものだと思います。身の回りの平和から考えていきたいです。
・私もこの世界がずっと平和であってほしいと思いました。平和についてよくわかる授業でためにな りました。
・平和ってかんたんに口にするけど,今日の授業を受けて難しいんだなと思った。中学校の平和宣言の中に「私たちの手で地球上の核兵器をなくします」と書いてあるけど,そんなに軽々しく口に発していいのかな?と思う。自分でも平和にする方法がよくわかりません。
核兵器はなくならないだから考えていこうと思った。
・戦争がないだけが平和じゃないと思った。
・僕が平和だと思うのは,今,この地球に生きていること普通に友達としゃべったり,生活ができることだと思います。あたりまえのことがあたりまえにできることも幸せだと僕は思います。今世界には,あたりまえにできない国がたくさんあります。一人ひとりの考えが変わると世界はあたりまえのことがあたりまえにできる国がどんどんふえていくと思います。平和はとてもむずかしいなあと思いました。
・今日の授業でまず自分は毎日を何もなく普通に生きられることに感謝したいです。
・当たり前に勉強しあたりまえに生活を送れることに感謝しこれから先も一生懸命に取り組みたいです。
・平和な国にすることは,私たちには今では無理だけど,友達と仲良くしたりすること私たちにはできます。今,いじめで自殺する人が多いです。こういう人をひとりでもいなくなるようにすることです。できないかもしれませんが,やる価値はあると思います。思っても行動にしないと意味がないと,この授業で思いました。
・今日の授業では,平和にために自分が何をできるのか,考えることができました。
・平和について,深く考えなかった私は,今日の授業で周りの国から日本はこう思われているんだとか,学ぶことができました。私は普段の生活が平和だと思うので私の中で普通と思っていたことが,違うと知りました。
・今日の授業は自分の平和についての考えを見直すことのできた時間だった。
・今日の授業で,平和とは単純なこと,平等にすごすとか,助け合うなどは,口に言えば何とでも言えるけど,それを実行していく勇気があれば平和はできる。平和っていうのはつくるものなんだなと思った。

これらの生徒感想を読むと,これからも,平和を身近なものとして考えられる道徳授業を創作していきたいという気持ちになりました。