半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

2036 サークル定例会

今日の夜は,サークルの定例会でした。いつものメンバーである4人が集まりました。
A氏は,東京裁判に関するレポートでした。社会科教師として,1つの歴史的事象について,深く学ぶ必要があることを痛感しました。
B氏は,来週の授業参観で公開する予定の道徳授業プランでした。日本一短い手紙を資料に使った,親の愛情を考えさせる内容でした。この実践は中学校でも有効でしょう。
私は,先日公開した道徳授業「新幹線のお掃除の天使たち」の実践報告をしました。新たなヒントや視点をもらいましたので,次の実践に役立てようと思いました。
残り時間は,ノート指導の在り方について意見交換しました。小学校の先生は,使用するノートの横線の幅などの細かい点までこだわることが多いということでした。
しかし,中学校の先生は,そこまでこだわっている人は少ないのではないかと思います。私自身も,大学ノートを使うようにと指導はしていますが,横線の幅までは統一させていません。
やはりノートというのは,どの生徒も同じように出来上がっていくべきだと思っています。丁寧なノートづくりをしている生徒は,自分の学びが整理されていくと思います。ですから,私の授業では,ノートの左には学習プリント,右には板書と決めていて,1行空けて書くとか,赤色で書くとかきちんとした指示を出しながら板書しています。こうすることで,どの生徒も同じようなノートが出来上がっていきます。これを続けることにより,満足感と充実感と安心感を得られるのだと思います。また,過去の学びをすぐに振り返ることができるのだと思います。

もうすぐ3月というのに,夜の冷え込みが厳しく,会場を出るとブルッときました。しかし,多くの学びをもらったこともあり,明日からのやる気が出ました。