半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

5792 車の両輪とゴルゴ13

今日が,着任式と始業式の学校が多いと思います。

いよいよ令和6年度が本格的に始まります。

1年生を担当する先生は,新しい出会いに向けての準備で忙しいことでしょう。

さて,令和4年度の入学式後に保護者へこんな話をしました。

保護者へ話をする時に留意している点は,こんなことです。

①学年主任である私という教師を理解させる

②使い古された話ではなく印象に残るような内容にする

③保護者との良好な関係をつくる

 

「家庭と学校は車の両輪です。2つの車輪が同じように回らないと進みません。どちらかが止まったり,逆回転したりすると車は同じ場所でくるくる回るだけで前進はできないのです。子供を良い方向へと成長させるためは,家庭と学校の協力が不可欠なのです。どうぞ,よろしくお願いします。」

 

ゴルゴ13の有名なセリフで

「10%の才能と20%の努力と30%の臆病さ,残る40%は・・・運だろうな」

あのゴルゴ13でさえ,臆病さをもっているのです。

臆病だからこそ,準備に時間をかけるのです。

学級づくりにも,ある意味,臆病さが必要だと思います。

しかし,必要以上に憶病になる必要はありません。

どこかに楽観的な部分も必要です。

さあ,学校を楽しみましょう。