半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

5705 支え,支えられる

今日の読売新聞にこんな記事が掲載されていました。

〈励まし合い 始業式〉

能登半島地震で大きな被害を受けた石川県珠州市の小学校で3学期の始業式が行われたという内容です。

全校生徒が無事だった直小(ただ)では,音楽室で始業式があり,その後,避難所となっている体育館へ行って,避難している人たちに「がんばりましょう」と声をかけたそうです。

 

被災した人々には,子どもたちから元気をもらうに違いありません。

 

被災地から遠く離れた長崎県の子どもたちにどんなことを話せばいいか考えました。

そして授業の始まりで,次の5つを大切にしてほしいと話しました。

➀笑顔であいさつする

②しっかり勉強する

③自分できることは自分でしっかりとやる

④自分以外の人たちに支えられていることを意識する

⑤自分中心の言動をしない

 

直小4年の池内悠太君(10)は,

「みんなに会えて元気が出た。いろんな人が支えてくれていると感じた」と話したそうです。

 

支え,支えられることの大切さを考えて欲しいと思いました。