気になった新聞記事は,とりあえず箱に入れてとっておきます。
道徳授業の素材となるかもしれないからです。
セミナーの講話や授業のヒントになるかもしれないからです。
最初は,新聞名と日付だけを書いておきます。
いきなりきちんと整理しようとすると,性格上,長続きしません。
とりあえずという姿勢ですから20年以上も続いているのだと思います。
これで終わると記事自体の存在も忘れてしまうので,定期的に分類整理作業を行っています。(3カ月に1回の割合)
さて,今日はその分類作業の日です。
手順は,以下の通りです。
➀記事の不要な部分を切り取る
②紙にはる
③日付と新聞名を書く
④記事のキーワードを書く
例えば,「藤井聡太」「努力」「永瀬拓矢」「ライバル」「成長」などです。
⑤それぞれを道徳の内容項目ぼとにファイルに入れていく
例えば,「生命尊重」「強い意志」「地域」「愛国心」「郷土愛」「家族」などです。
➀から⑤の作業をすることで,記事が記憶に残ります。
その結果,10年前の記事と今朝の記事を結び付け,1つの道徳授業が出来上がることもあります。
(1つの道徳授業が完成するために10年かかる場合もあるのです)
また,作業をしている時に,道徳授業プランがぼんやりと浮かんだり,発問が浮かんだりします。
(脳が道徳授業づくりモードになります)
記事を読み返す,あらためて人間っていいなあ,人間ってすごいなあと思います。
これを生徒に伝えるために道徳授業をつくっているのです。