半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

5565 ブラックジャックから学んだこと

今,DAISOで手塚治虫さんの「ブラックジャック」とのコラボ商品が売ってあります。

とりあえず,いくつか買ってみました。

書斎の蔵書の多くは,古本として売ってしまいましたが,手塚治虫さんの漫画は,売らずにとっています。

中でも,この「ブラックジャック」は何回も読んできました。

そのせいで,ボロボロになっている巻もあります。

さて,ご存じの通り,ブラックジャックは,無免許の天才外科医です。どんな難しい手術も成功させて,法外な手術料を請求します。

ネットで調べたところ,最高で150億円,最低で0円でした。

この漫画「ブラックジャック」を読んだ子供たちは,手術料が,ある時は150億円ある時は0円というエピソードから,

人間の命は,お金には代えられないぐらい尊いという事実を知るのです。

また,安楽死や延命医療,臓器移植の問題を漫画を通して,突き付けられるのです。

手塚先生は,こんなすごい漫画を週刊誌に,しかも1話完結という形式で10年間,全242話を書き上げたのです。

現在,この「ブラックジャック」の新作を生成AIでつくるプロジェクトが動いています。

どんなストーリーが生まれるのか,楽しみです。