半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

5562 佐世保教育サークル報告

昨晩の佐世保教育サークルの報告をします。

集まったのは,私を含めて6名でした。

①K先生は,「道徳のチカラ」全国大会に持参した道徳授業実践記録の紹介。

 郷土愛を扱ったもので,生徒が生まれ育っている土地の良さを見つめ直すにはよい授業だと思いました。郷土愛とは何かをもっと深く考える必要があると感じました。

②O先生は,夏の学びをまとめたレポート紹介。学んだこと感じたことを自分の言葉で表すことが大切だと再認識しました

③T先生は,新採2年目で行った道徳研究授業の報告。

 サークルのT先生のプランを自分なりにアレンジし,実践したことはいいと思いました。教科書道徳とは違った生徒の反応があったということで,これからますます,自主開発教材道徳を実践していってほしいと思います。

④T先生は,新作の道徳授業プランの紹介。

 甲子園の土をネタにしたベテランのT先生らしい道徳授業でした。この道徳授業を作ろうと考えた,T先生の思いが見えるものでした。

 道徳授業が作れそうなネタと出会った時に,自分なりの考えを深めることが大切です。自分はどうするか,自分はどう考えるか,自分はどうとらえているかです。これがないとしっかりとした道徳授業はできません。できたとしても,柱がないぐらついた道徳授業になってしまうのです。

④私は,先日の道徳教育研究会で発表した「平和に真剣に向き合う」を少し追加,編集したものを紹介しました。これまでの平和学習の課題とこれからの方向性について,私の考えを伝えました。

19時から21時まで2時間,対面のサークルができました。やはり,お互いの顔を見ながら意見を交流させることの良さを実感しました。