半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

2339 サークル例会

今日の夜は,月に1度のサークル例会でした。
参加したのは,4名でした。
A先生は,小学校5年生で実践した社会科授業の報告でした。
学習内容はTPPについてでした。,しっかりとした知識を与えるためにPPTを使って分かりやすく説明した後に,社会的思考をさせる授業でした。
同じような授業を中学生にやって,どこまで深い思考をさせることができるか考えながら聞いていました。
B先生は,職場体験学習のまとめを劇風に発表するためのシナリオを持参しました。
ややもすれば,単調な発表になりがちですが劇風にするという情熱は頭が下がる思いでした。
その劇というのが,「報道ステーション」を元にしたもので,なかなか面白そうな内容でした。伝えたいものが何なのかをしっかりと持った上で,シナリオをつくることが大切だと思います。
もう1本が,私が創った道徳授業「1秒の言葉」のプランでした。
私が「1秒の言葉」を創ったのは今から10年以上も前のことですから,今考えると不十分な構成だったと思っています。
だからこそ,いろんな先生たちがこの道徳授業に自分らしさを加えて追実践しているのだと思うのです。
今の自分なら,この「1秒の言葉」にどんな修正を加えるのか,考えさせるプランでした。
最後に私は,学年通心4枚,道徳アンケート実物資料,雑誌の紹介をしました。
レポートを説明することで,自分の実践やプランのまずい点がわかることもあります。それに加えてサークルのメンバーからの指摘が大いに参考になるのです。


終わって外にでると,長袖シャツでも肌寒く感じました。
秋が深まってきていることが分かりました。