半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

5427 変わるPTA活動

今朝の読売新聞にPTAに関する特集記事が掲載されていました。保護者の負担が大きいため,活動を停止したり,外部発注をしたり,最悪の場合は解散している地域もあるそうです。
元教師の経験でPTAの良さを紹介したいと思います。
➀月に1回,夜,PTA実行委員会が開催されていました。確かに夜に集まるのは大変ですが,学年主任の立場から経営方針や生徒の良さを直接話せたことで,保護者との関係ができたと思います。特にPTA会長さんとの関係が良好になれば,学校運営にも役立つと思います。
➁PTA実行委員の保護者の中には,生徒の立場,保護者の立場,学校の立場で考えてくれる方もいました。そんな保護者と仲良くなったことで,学校と保護者,地域との連携がとりやすくなりました。
③荒れた学校に勤務している時は,PTAと協力して学校を落ち着かせるような取り組みをしました。(PTAレクや学校の見回り,あいさつ運動など)

PTA実行委員の中には,未だに連絡をするような,つながってる方もいます。大変な仕事だとは思いますが,学校とPTAの連携がうまくいけば,生徒は良い方向に成長できることは間違いないと思います。