半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

5363 道元の「愛語」

月曜日からの定期テストのため,部活動がない土日です。朝から学年通心をつくり,昼からは,セミナーのプレゼンづくりをしました。セミナーのテーマが「愛」ですから,とても難航しています。
参考になればと思い,「はじめての利他学」(若松英輔 NHK出版)を読みなおしました。
この中に,道元が書いた「正法眼蔵」の中の「愛語」という言葉に興味を持ちました。
「愛語といふは,衆生をみるにまづ慈愛の心をおこし,顧愛び言語をほどこすなり。おほよそ暴悪の言語なきなり」
「むかひて愛語をきくは,おもてをよろこばしめ,こころをたのしくす。むかはずして愛護をきくは,肝に銘じ,魂に銘ず。しるべし,愛語は愛心よりおこる,愛心は慈心を種子とせり。」
 本を読み始めると資料づくりははかどりません。ということで,難航しているのです。