半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

5304 最後の社会科部会

今日の午後は,社会科の研究授業を見に行きました。場所は,海が見える義務教育学校です。本来ならば中学2年生ですが,8年生ということになります。生徒数は5名でした。5名の生徒に対してどんな授業が展開されるのか興味深く参観しました。少人数だからこそ,できることが他になったのではないかというのが正直な感想です。研究協議は4人の班で行い,私がその意見をまとめて発表することになりました。最初は,出た意見をそのまま発表しようと考えていましたが,授業者が本音を話ましたので,私も本音で社会科授業の在り方について話しました。(班で出た意見は紙に書いてあるので,授業者は後で読めます)
「ICTの活用,一斉授業,班学習,探求型授業,学び合いなど方法はいろいろあると思いますが,生徒が社会科が楽しいと思える授業をしてほしいということです。楽しいが学びのモチベーションを高めるのです。一人ひとりをしっかりと認め,ほめる場面を作ってください。」
 こんな内容でした。私のこの話で,同じように来年3月に退職する3人の校長も本音で話しました。形式的な研究協議ではなく,本音が出たいい会だったと思います。おそくらく,これが最後の社会科部会となります。最後にこんな会ができてよかったです。