半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

5190 小さな精霊流し

お盆です。子供の頃は,遠くの親戚が泊りがけで実家にやってきて,大人数でワイワイとやっていた記憶があります。普段は食べられない料理やスイカを食べ,夜は花火を楽しんでいました。
15日には,寺のお坊さんがお経をあげにきて,夜は,会食をしていました。年がたつにつれ,集まる親戚の数も少なくなりました。また,お盆に限らず親戚が大勢集まるという行事もなくなりました。そして現在は,コロナの影響でここ2年,集まることさえも控えています。
しかし,せめて,小さな精霊舟をつくり仏様を送ることはしようということで,夜だけ短時間ですが実家へ出かける予定です。
人と人との心の距離が次第に遠くなっていることが心配です。
 
 「お盆の御飯ふつくら炊けた」(山頭火