半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

4929 群れるよりも,ひとりのほうがいい

JAFMATE12月号に,芸人のヒロシさんが幸せについて書かれていました。
「僕はなるべく余計な人とは関わらない。時と場合によってはもちろん寂しいと感じることもあるので,同じマインドを持った仲間と交流しています。ただ,「ひとりで生きていく」という想いは持っています。僕が言いたいのは「みんなでいないといけない」という考え方が好きではないんです。」
私も,こんなヒロシさんの考え方に近いと思います。
子どもの頃から,みんなと仲良くしましょうが嫌いでした。
幼稚園では,ひとりで工作したり,砂遊びをすることが多かったです。中学生から高校生までは,気の合った数名の友達と遊ぶことが多かったです。それは,今でも変わりません。大勢の仲間と一緒に遊びに行くことはほとんどありません。群れることを好みません。そんな自分の経験を元にして,一人ぼっちは決して悪いことではないよと,友人関係で悩む生徒に話すこともあります。
孤立ではなく,孤独を楽しむ術を覚えることで人生が,明るくなることもあるのです。
海援隊も「スタートライン」で「ひとりぼっちになるためのスタートライン」と歌っていますから。