半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

5047 伝達者ではなく影響者となれ

昨晩から明け方まで大雨が降りましたが,家を出るぐらいになると小降りになっていました。
部活動をしていると,卒業生のTくんがやってきました。「3年間お世話になりました」という言葉をわざわざ言いに来てくれたのです。そしてプレゼントもいただきました。手紙もついており,その内容にも感動しました。
〇「私は先生に出会って人への考え方,仲間への考え方が変わりました。小学生の時,仲間とはただの話友達としか思っていませんでした。しかし,中学生になると,互いに協力し合わなければいけないことが増えて,仲間の尊さに気づきました。そのきっかけを与えてくださったのが,山中先生です。学年通心も毎回おもしろくとてもためになる内容でした。私は山中先生に出会えて本当によかったです。これからは「幸動力,感じて動く,仲間ぢから」この3つを胸に高校でも頑張ります。
口数が少ない生徒でしたが,こんなことを感じてとっていたのだと本当に感動しました。この手紙によって,野口芳宏先生の言葉の重さを再認識しました。
「教師は伝達者ではなく,影響者とならなければいけない」
と同時に教師の責任の重さも再認識しました。