半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

4641 夏の終わりの校内研修

夏休み最終日は,全員出勤日でした。
午前中は,職員会議と校内研修がありました。特に校内研修では,研究主任である私が企画した内容で1時間しっかりと学ぶことができたと思います。校内研修と言えば,なかなか深まりがなかったり,どこか他人事と考える職員がいたりして,活性化できないという悩みがありました。そこで今回は,研修と言うよりは交流という雰囲気を出すことに力点を置きました。つまり,やらされる研修ではなく,やりたくなる研修を目ざしたわけです。
「より良い集団づくりを基盤とした学力の向上」という校内研修テーマのもとに,学級経営についての交流を行いました。
夏休み中に全職員に,以下の5つについて,それぞれ「意識してること」,「工夫していること」,「うまくいかないこと」の3つの項目について書くという宿題を出しておきました。
①学級びらき・授業びらき
②朝の会
③席替え
④班活動・班学習
⑤清掃指導
集まったレポートを私が集約し,本日の資料としました。
この資料をもとに,前半は,詳しくしりたいことを出してもらい深めました。後半は,学年ごとに分かれて,さらに交流しやすい形にしました。
若手教師も,学級経営に関する先輩の考えや具体的実践例を知ることができたと思います。
従来の校内研修とは,違う空気が感じられてよかったと思います。
こんな交流が,職員室内で普通に行うことができれば,学校はもっとよくなると思います。
次回は12月に開催予定です。

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