半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

4367 佐世保教師塾(12月)終わる

12月の佐世保教師塾が終わり,先ほど帰宅しました。
今までは道徳授業づくりや模擬授業が中心でしたが,今回は参加者と一緒に考え,深めていく演習が中心でした。
私の演習題は,「教師の観察眼を鍛える」として,毎日,生徒のどの部分を観察しているかを場面ごとに実例を挙げてもらいながら,深めていきました。
登校中,授業中,休み時間,給食,掃除,下校中,生徒のどのこを観察しているかということです。
教師が意識的に生徒を観察することで,生徒の微細な変化に気づくことができます。
これが,信頼関係づくりに役立ち,また生徒指導上の問題が大きくならずにすむこともあります。
そういった意味でも,ただ漫然と見ているようではダメだと思います。
若手,中堅,ベテラン,校長など6名の参加者でしたが,とても有意義な学びの時間を過ごすことができました。