半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

4361 こんな社会科授業しています

今日の2年2組での社会科授業のひとコマ
単元は「琵琶湖の水の利用と環境」
1 琵琶湖の場所を地図帳で確認
2 3択クイズ
  ①琵琶湖はいつ頃できたか?
  ②琵琶湖で一番深いところは?
  ③琵琶湖と対馬はどちらが広いか?
  ④琵琶湖にしか住んでいない生き物は何種類?
  ⑤琵琶湖にすむ,野鳥は何種類?
3 板書:入る川は約460本で出る川は1本。
4 フリータイムで,「琵琶湖の問題は何?」とたずねたところ,次々と10名の生徒が発表しました。
  〇水の量が増える。
  〇水の中の生き物が増える。
  〇いろいろなゴミが入ってきて琵琶湖が汚れる。
  〇新しい生き物が入ってきて,もともと琵琶湖にいる生き
   物が食べられる。
  〇水が循環しないから,汚れがたまっていく。
  など。
5 板書:生活排水,農業排水,工業排水によるリンの増加。
6 発問:「リンって何?」
7 生徒は技術で栽培を学習していたので,「肥料の成分」と答えたり,理科で学習した元素記号「P」と答えたりしました。
8 指示:栄養分の増加=(    )化
  教科書で調べよう。→富栄養化
「めあて」を板書しなくても,細かく説明しなくても,ICTを使わなくても,生徒は意欲的に授業に参加するのです。
いつも全員参加を意識して,こんな授業やっています。