半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

4216 スケッチ大会と語り

今日はスケッチ大会がありました。

学校から徒歩で30分ぐらいのところにあるパールシーリゾートがスケッチ場所でした。

学校を離れて外の空気を吸いながら絵を描くことはいいものです。

しかし,思った以上に暑く,陽射しが強くて一気に日焼けしました。

広範囲で描く生徒を巡回したので疲れ果て,帰宅後1時間程度寝ていました。

この行事も年齢的に厳しくなってきました。

さて,終了後2年生だけ現地に残して,私が話をしました。午前中は,ほとんどの生徒が集中して描いていたのですが,昼食後は全体的にダレてしまったのです。

このまま帰宅させてしまうと大切なことを教えるチャンスを逃してしまうことになります。

そこでこんな話をしました。

どうして2年生だけ残したか,理由が分かる人?(4名が手を挙げました)

1人の男子が「昼から真面目に取り組まない人がいたからです」

今日のスケッチ大会4時間半集中して取り組んだという人はA,まあまあ取り組んだという人はB,さぼってしまった人はC,どれか1つに手を挙げます。

Aは6名,Bはほとんど,Cは5名でした。

こんなことでは,来年の修学旅行では自由時間をあげることはできません。自分勝手なことをする人が多いからです。みんなはすぐに「自由」と言いますが,「自由」は,たやすく手に入るものではありません。「自由」が欲しかったら,責任ある行動をやってみせてください。

それができない集団には,自由を与えることはできません。自宅に帰るまでが,責任ある行動です。しっかりと考えて行動してください。 

風呂上がり夜空を見るときれいな満月が出ていました。

「雲がいそいでよい月にする」(山頭火

 

f:id:futokun713:20201001095406j:plain