半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

2298 全校登校日の語り

今日は,夏休み2回目の全校登校日でした。
3年生の生徒たちもほとんどが登校してきて,元気な姿を見せてくれました。
1時間程度の学活が終わった後,体育館で学年集会を行いました。
内容は3つありました。
①転入生の紹介
②高校オープンスクールの確認
③残り少ない夏休みの過ごし方

①②では,私が話をしました。
その一部を紹介します。
7月に公立高校の志願倍率が発表されました。
例えば,N高校は1.4倍でした。
これは,140人が受験すれば,100人が合格して,40人が落ちるということです。
これは,きびしいなあと思う人は手を挙げます。
ほとんどの生徒が手を挙げました。
では,楽勝だと思う人は手を挙げます。
ひとりも手を挙げませんでした。
先生は,楽勝だと思います。
その理由は,簡単です。
受験会場で隣の席に座った他の中学校の生徒に勝てばいいのです。
テストで1点でも多くとることも大切ですが,行動面でも負けないようにすればいいのです。
例えば,学校生活を真面目に過ごすとか,いろいろな行事で実行委員などで活躍するとか,他人のために何かいいことをするとかです。
学力と人間力で勝てばいいのです。
残り少ない夏休みですが,隣りに座るライバルをイメージして,そのライバルに負けないような努力をしてください。
期待しています。