半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

2462 道徳の時間のカリキュラム

今日から仕事始めです。
いつもの通り朝6時50分に自宅を出て7時20分ぐらいには学校着きました。
途中からものすごい霧で車の前方が見えないくらいになっていました。
学校も霧で覆われていて,何となく幻想的な風景に見えました。
さて,今日の仕事は1つだけでした。
それは,市の道徳の時間のカリキュラムを作るということです。
本来ならば,部員が集まって作成するべきものですが,集まること自体が難しいため,また時間がかかりすぎるため,私が一人で作成し,部員にチェックをしてもらうという方法をとりました。

1年生から3年生まで35時間分の計画を作るのです。
つまり,105時間分を作成したのです。
計画に入れた項目は,
①内容項目
②ねらい
③資料名
④「私たちの道徳」の関連ページ
です。
各学年で教えるべき22項目をバランスよく配置していく作業がなかなか難しかったです。

夏休みからボチボチと作成してましたので,何とか完成して部長の校長先生へ送りました。
14ページにもなる大作となりました。

これだけのカリキュラムを作成するためには,様々な資料を読む必要があります。
例えば,
①中学校学習指導要領
②中学校指導要領 解説編
③各出版社の副読本
④以前の道徳の時間のカリキュラム
⑤私たちの道徳
文部科学省が発行している読み物資料
長崎県が発行している読み物資料
長崎県が発行している,情報モラル指導資料集
などです。

これだけの相当な修業となります。

しかし,これだけ苦労して作成しても,どれぐらいの先生が活用するのか疑問です。
中には,まったく読まない先生もいると思います。
教科が叫ばれている時に,こんな調子でいいでしょうか。