半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

4148 「好き」にさせるためには

読売新聞の「教育ルネサンス」のコーナーで赤坂真二先生が,こんなことを言われていました。
〈引用はじまり〉
「学級づくりとは,教員と子ども,そして子ども同士が人間関係を築くことだ。互いが信頼できれば学校は楽しい場所になり,学習意欲も向上する。(中略)今後,人間関係の構築に力を入れる学校とそうではない学校で差が開いていくだろう。」
〈引用終わり〉
なるほどと思います。
生徒の学習意欲を高めるために必要なことは,突き詰めて考えていけば,「先生が好き」ということになると思います。
生徒の心の中に「好き」という気持ちが生まれるためにはどうすればいいのかを考えることで具体的にやるべきことが見えてきます。
「厳しさ」「面白さ」「若さ」「経験が豊富」だけでは,本当に意味での「好き」は生まれないということを肝に銘じる必要があります。