半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

4110 全員参加の授業づくり

全員参加の授業づくりを行っています。
勉強が苦手な生徒も楽しく参加できるような工夫を取り入れています。例えばこんなことです。
①授業を10分の5セットとして考えて,いろいろな課題を与えて,その都度一人一人を評価しています。
②誰でもできる課題を与えます。(地名探し,色塗り作業,気づきを書く)
③苦手な生徒でも高い評価がもらえるような課題を出します。(知識よりも発想力,想像力を評価します。いわゆる逆転現象を起こす課題です)
④授業のテンポが鈍ったらクイズを出題します。
⑤課題が早く終わった生徒はステップアップ課題に取りくむようにしています。
社会科の授業が終わる頃,「えっ,もう終わり?」という声が聞こえてきます。
ゲームに慣れきっている生徒を授業に乗せるために,いろいろな工夫が必要だと思います。とにかく50分間だまってイスに座らせ,じっと教師の説明を聞かせ,ひたすらドリルを解かせるなんて授業をしている教師は,まだいるのでしょうか。