半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

4069 学校再開に向けて思うこと

今日は通常勤務でした。午前中は,企画委員会と職員会議。

議題は,学校再開について具体的にどうするかということです。問題は18日(月)から通常通りに授業,給食,掃除,部活動が再開するということです。

もちろん,感染症拡大防止のための対策を講じながらという決まり文句が添えられていますが・・
もともと「3密」と「学校」は相いれないものを無理やり入れようとしているのです。
ですから,良い具体策も出てこないのです。
消毒や健康チェックなどできることはやりますが「3密」を避けることはできません。
わかっているけれど,通常通りの授業。
わかっているけれど,通常通りの給食。
わかっているけれど,通常通りの部活動。
こうなることは,必死です。
どこかに「大丈夫じゃないの」という楽観的な考えが残っているのかもしれません。

職員会議での私の意見。
給食の準備で狭い給食配膳室に全学級の係が一気に集まります。
そうならないために,学年ごとに準備開始時間をずらしたほうがいいと思います。
1年生が準備スタート,5分後に2年生が準備スタート,そして5分後に3年生が準備スタートするというラグタイムを設定するのです。

こうすれば,「密」はある程度軽減します。
あとは,学校長がどう考えて実行に移すかということです。

とりあえず,明日は登校日です。学年ごと時間差を設けての登校となります。

わずか1時間ですが,生徒と会えることがとても楽しみです。