半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

3989 道徳授業自主公開

本日,道徳授業を公開しました。自主的な公開です。参観者は,新採2年目のM先生と教頭でした。自主的な公開授業の目的は,M先生に観てもらうことでした。先日,M先生が道徳授業を公開しましたが,同じ教材で違う道徳授業を提案するということです。
目標は,勇気とは,「正義感+行動」であることを認識させ,「勇気」が社会を良くするための大きな力であることを感じとらせる。
としました。

生徒の感想をいくつか紹介します。
〇人に注意をする勇気を持ちたいと思いました。仲の良い友達にもだめな事はだめだよと素直に言うことが大切だと気づきました。
〇私は注意することが苦手です。とても注意をすると自分も相手もその周りの人も良い心になると思います。もしも悪いことをしている人がいたら勇気をふりしぼってできるだけ注意していきたいです。
〇良いことってなんだろうと考えるときがあるが。今日の授業はそれを深く考えさせられるものだった。私はいつも注意なんかしない。なぜなら,悪い事をやっている人は,この先,私の人生に関係ないからだ。でも,周りの人の事を考えると注意することも大切だ。いつかは自分も注意い
てみたい。良いことをしていたら自分に返ってくるだろう。自信を持てる人になりたい。
〇勇気について考えた。勇気を出した後も考えた。勇気を出そうと思った。
〇ちょっと勇気を出すことで変わることがあると思いました。普段は言えないようなことを勇気を出して言うと良いことがかえってくるのかもしれないと思います。

やはり,折に触れて授業を公開することも大切ですね。参観者を意識するとで,何らかの工夫をします。何よりも,別の視点で観てもらい,ヒントやアドバイスももらえるからです。

授業の評価

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