半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

3747 市中体会2日目

市中体会の2日目が終わりました。個人戦の結果は,8人中6人が一回戦敗退,2人が2回戦敗退でした。部活に対する思いが教師と生徒と大きく違い,個々の生徒でも大きく違うことで悩んだ一年間でした。学校で行う部活動の限界が見えてきたように思います。教師の超過勤務の問題やブラック部活動の問題などを考えると運動部で強く好成績を挙げようとするならば,クラブチームなどでお金を出して育ててもらう時代になっていくのではないでしょうか。

教師によって部活動に対する意識も違います。専門外で指導に悩む教師もいます。

それでも部活動指導を続けているのは,生徒が部活動をしたいと思っているからでしょう。生徒がその部活動で勝利する姿を見たいからでしょう。負けて悔しがり敗北から何を学んで欲しいからでしょう。部活動を通して何かを学んで欲しいからでしょう。

しかし,部員全員がこのような意識で活動している訳ではありません。モチベーションがとても低い生徒もいます。実際,私もこのような生徒の指導に悩んでいます。

そういった意味でも,部活動は大きな転換期にさしかかっているのではないでしょうか。