各学年では,1年生では野外宿泊学習,2年生では職場体験学習,3年生では修学旅行という大きな行事があります。
こういった行事の後,どのような形式でまとめをさせるのでしょうか。
例えば,
①班ごとにパソコンのパワーポイントを使い,プレゼン資料を作成させる。
②ひとり一人にB4サイズ程度の用紙にまとめをさせる。
③班ごとに壁新聞を作成させる。
パソコンでの作成では,パソコンが得意な生徒だけが活躍してしまい,せっかくの班活動の意味がなくなってしまうからです。
こういった理由から,アナログである「壁新聞」にこだわってきました。
こだわりのいくつかを紹介します。
①模造紙を縦に使い,3段組にする。
②写真は一枚だけ。
③文字は黒色,その他使っていいのは3色まで。
④イラストや表やグラフは挿入可能
制約を加えれば,生徒は工夫をしはじめます。班員とアイデアを出し合いながら作成していきます。
「壁新聞」が完成すると必ず班ごとに発表会をさせます。
まずは,学級予選を行い勝ち抜いた班が決勝戦で発表します。
ここで見たいのは,生徒たちのパフォーマンス力です。
さて,今日は,その決勝戦を行いました。
授業参観でしたから40名近い保護者も審査に加わり,大いに盛り上がりました。
クイズあり,寸劇あり,コントあり,ものまねありなどアイデアに富む,楽しい発表会となりました。
1月からずっと高校入試で縮こまっていた心と身体が,この発表会でほぐれたと思います。
体育館で大きな笑いが起こった,素敵な1日となりました。