2004年2月15日のホームページに書いた記事より紹介します。
〈引用始まり〉
8年ほど前,テレビドラマ「北の国から」の作者,倉本聰さんの講演会に参加したことがある。その講演会での話を何かのきっかけで思い出したので,書き留めておくことにする。環境教育が進んでるドイツでは,小学校で生徒全員を森の中に連れて行き裸足にさせ歩かせたり,小川のせせらぎに足をつけさせたり,鳥の鳴き声や大木が水を吸い上げる音を聞かせたり,大きい石を抱え上げさせたり,においをかがせたりなどの体験をさせているそうである。これを五感の教育というそうである。
また,算数の授業では,文章題の文章中にもドイツの徹底ぶりが伺えるそうである。
日本でよく見る文章題では,「あめ玉3個と,チョコレート5個を買いました…」など
が多いが,ドイツでは「燃えるゴミ3キログラムと燃えないゴミ10キログラムがあります…」という問題文が書かれているとのこと。
8年前の話だが,現在でも色あせていない話であると思う。
〈引用終わり〉
環境教育という気負わなくても,こういった足下から始める環境教育こそが大切でなはいかと思います。