半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

3524 猛暑はいつまで続く

猛暑が続いています。
肌にまとわりつくようなねっとりとした暑さです。
1時間目から暑く,授業効率はとても低い状態です。
これで集中しなさいというほうが無理でしょう。

今年の4月に文科省が発表した,「学校環境衛生基準の一部改正について(通知)」には,

1 教室等の環境に係る学校環境衛生基準関係
(1) 温度の基準について
  望ましい温度の基準を「17℃以上、28℃以下」に見直したこと。

(2) 温度、相対湿度及び気流の検査方法について
  最低限必要な測定器の精度を示すよう見直したこと。

第2 改正に係る留意事項

1 温度の基準について
  温度の基準については、健康を保護し、かつ快適に学習する上で概ねその基準を遵守することが望ましいものであることに留意すること。
  温熱環境は、温度、相対湿度、気流や個人の温冷感等により影響されやすいものであることから、教室等の環境の維持に当たっては、温度のみ で判断せず、その他の環境条件及び児童生徒等の健康状態を観察した上で判断し、衣服による温度調節も含め適切な措置を講ずること。

とあります。

この通知を受けて,市教委は動いているのでしょうか。

実際,授業中に熱中症で具合が悪くなっている生徒が出てきます。
暑さに耐えろという根性論が,通用しない猛暑だと思います。
市長や議員たちは実際に授業参観に来て,この猛暑を教室で1日体験して欲しいものです。

明日は,37度の予報が出ています。
数字を見るだけで具合が悪くなってきます。