半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

3429 校内研究テーマは必要か

年度初めの今頃は,どの学校でも校内研究テーマを決めていると思います。
市教委からの提出指示があるからです。
たはして,現在の学校現場で研究ができるのでしょうか。
また,必要なのでしょうか。
ただでさえ忙しい現場で,研究のための時間確保ができるのか甚だ疑問です。
また,現場教師は研究理論を必要としているのでしょうか。
現在,現場教師に必要なものは修養なのです。
以前,野口芳宏先生から,研修とは「研究」と「修養」であると教えていただきました。
また,教師に必要なのは,「修養」であるとも教えていただきました。
「修養」とは,人間力を高めることです。感性を磨くことです。
人間的魅力を身に付け,微細な部分に気づく心を養うことです。
教師としての哲学を身に付けることです。
こういったことは,研究ではできません。

そろそろ,現場と研究を切り離して根本を考えてみてはどうでしょうか。