半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

3488 久しぶりにゆっくりと

今日は,市中学校体育大会の代休でした。
部活動も休みでしたから,久しぶりにゆっくりと過ごせました。
中学校教師が本当にゆっくりできるのは,定期テストがある時です。
その理由は,部活動が休みになるからです。
この期間は,放課後に職員室でいろいろな話ができます。生徒のこと,授業のこと,趣味のことなど。
逆に言えば,この期間以外は職員室でゆっくりと話をすることはあまりないということです。
何気ない会話の中で,授業の工夫や道徳授業に関する悩み,生徒指導のヒントなどが出てきます。
こういった話題を共有することで,教師の伝統が若手に継承されていくのだと思っています。
しかし,現実は難しいのです。
部活動のあり方や指導体制を大きく変えない限り,職員の精神的肉体的な余裕は生まれないのです。

さて,今日ですが,午前中は駐車場の掃除をした後,妻と一緒にランチを食べに行きました。
こういった家族サービスも教師には大切なのです。
家族の支えがあるからこそ,日々の仕事ができるのです。
しかし,部活動でこのような家族サービスができない教師が大勢いるのです。

つかの間の休みも終わりです。
明日からは,部活動も新たなスタートです。