半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

4033  令和2年度が始まりました

令和2年度の校内人事が決まり,いよいよ動き始めました。以下,私の立ち位置です。
①第2学年主任
②第2学年副担任
③研究主任
④道徳教育推進教師
最初の学年部会で,私の考えを少しばかり説明しました。
簡単に言えば,卒業式を最終ゴールとした指導をしてほしいということです。学年職員に配布した資料の内容の一部を紹介します。

3 指導の具体例
〇教師の指導と生徒の自主性=5:5
※「縦糸と横糸」で信頼関係を築く
(1)指導後は,ある程度生徒に任せる場面をつくる。できたら褒めていく。
(2)学校を支える重要な存在であることを常に意識させる。(行事や部活動や生徒会活動)
(3)2年生での学習習慣(授業態度,家庭学習,テスト勉強)が受験勉強に大きな影響を与えることを教えていく。
(4)「幸動貯金」を継続させ,善行のレベルアップを図る。
(5)3年次を意識したリーダーの育成を図る。(応援団,部活動のキャプテン,生徒会役員,それぞれの実行委員長)
(6)フォローの重要性
生徒の行動に対して,教師は必ず何らかのフォローをする。(褒める,拍手する,叱る,アドバイスする,笑う,認めるなど)一番,良くないのは,何の反応もしないこと。フォローしないことは,生徒はそれでいいと理解してしまい,次の指導が入りづらくなる。
(7)褒める場面を意図的につくる。
(8)意識的に生徒を「観る」「視る」「診る」「看る」
4 基本的なスタンス
  生徒は職員がもつ空気を敏感に感じとるものです。笑いがある職員の空気,常に学んでいる空  
気,生徒を大切にしようとする空気などです。この空気を大切にしていきましょう。
(1)職員室では,生徒のマイナス面を言わないで,できるだけプラス面を言いましょう。
(2)保護者を味方につける努力をしましょう。
(3)トラブルが発生したときは,学年職員全員で対応して解決を図りましょう。

学年職員が機嫌よく働いていくことが,生徒の良い影響を与えると考えていますので,学年主任として,学年の空気を大切にしていきたいと思います。