半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

3161 サークル例会

今日のサークル例会に集まったのはいつもの5人のメンバーです。
今月下旬に「教師修業セミナー」を開催しますので,その打ち合わせも行いました。
今日の話題にあがったのは,副読本道徳授業の限界についてです。
基本的に文字情報しかありませんので,生徒は文章の読み取りに重点をおくことになります。
生徒によって読み取り能力に違いがあるので,心情を問うてもよく分からない生徒が出てくることもあるはずです。
また,発問の工夫をすると言っても,文章の読み取りで分かる範囲しか問えませんので,これも限界があると思います。
しかし,研究大会で公開されるのは副読本中心の道徳授業という場合が多いのが現状です。
これはどうしてでしょうか。
現場教師も副読本中心の道徳授業よりも実際に自分のクラスで実践したくなる資料を欲しがっていると思います。
このギャップをどうすればいいのでしょうか。
次回のサークルはセミナー直前に行い,準備を行います。