半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

2546  新規採用教師

読売新聞の月末日曜版に連載中の「秋元康の1分後の昔話」を楽しみにしています。
さて,昨日(3月27日付)掲載された文に興味を持ちましたので紹介します。<引用始まり>
普通のオーディションは,審査員のそれぞれが点数で評価し,その合計の上位から合格させることが多いのだが,AKB48グループは敢えてその方法は取らない。みんながそこそこいいと思うより,他の審査員はノーマークでも,誰か一人が満点をつけるような偏った評価がいい。たとえ,入社したての若いスタッフでも「どうしてもこのコを入れたい」という希望があれば合格させる。総合プロデューサーの僕の一存で決めるようなことはしない。<引用終わり>

この記事を読んで,教員採用試験もこんなやり方で決めたらどうだろうかと考えました。
全ての試験官が及第点をつけるような平均的な教師よりも,何だか分からないけれど熱いものが伝わるような教師を採用すれば,教育現場がもっとユニークになると思います。
今,教育現場には,重く圧し掛かっているよんだ空気があるような気がします。
これを吹き飛ばすような若い教師が採用されるといいと思います。
来年度,本市の中学校現場に約20名の新規採用教師が赴任します。
経験が足りないぶん,失敗を恐れずに若い力を十分に発揮してほしいと思います。