半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

2332 道徳授業の追実践

私が創った道徳授業の資料を他の先生に提供する条件が1つだけあります。
それは,追実践したら,生徒の感想や教師の感想などを必ず送るというものです。
中には,他人が創った道徳授業をいかにも自分が創ったような感じで授業をしている教師もいます。
これではいけません。
礼儀に反します。
うまくいっても,いかなくても,追実践した後は連絡をすべきだと思います。
ということで,私の道徳授業「1秒の言葉」と「ドットに込めた思い(本田美奈子さん)」
を追実践したF先生から生徒の感想が届きましたので,いくつか紹介します

①「1秒の言葉」生徒感想
これからの「1秒」は、自分のためだけではなく、他の人や、周りの人のために使えるようになりたい。例えば、喜んでもらえるような言葉をかけたり、勇気や自信を持ってもらえるような言葉が言えるようになりたい。そのためにも、相手の気持ちを読み取り,相手のことを思えるようにしたい。今日からは、お互い激励し合えるような言葉をかけてあげたい。
たった1秒の言葉で人は、元気になったり、悲しくなったりするんだなと改めて感じました。本当に1秒間のその言葉で人の気持ちは、変わるんだなと思いました。これからは、言葉を大切にしてふだんからきっちりとした生活をしようと思います。

②「ドットに込めた思い」生徒感想
すぐにあきらめることはいけないことだと思いました。きつくてもつらくてもそれに勝ち続ける力がいると思いました。美奈子.さんは病気で亡くなってしまいましたが、生きる力をもち最後まであきらめずにいたと思いました。僕はあきらめてしまうことが多いので、もっとまだやれると思っていきたいと思います。そうすることでがんばれると思います。

こういった感想を読むと,もっと頑張らなければいけないなと思います。