半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

1446 修了証書

今日は,修了式でした。修了式に参加する前に次のような話をしました。

「今日は,修了式です。2年生の学習をきちんと身に付けた人には,修了証書が与えられます。先生たちは,君たちが進級できるかどうかの話し合いをしました。進級できた人の修了証書には校長先生の印鑑が押してあるはずです。残念ながら進級できなかった人には,印鑑が押してありません。進級について真剣に考えている人はあまりいないと思います。しかし,卒業証書と同じぐらい修了証書も大切なものです。今日,修了証書を受け取ったら,まず最初に印鑑を確認してください。」
卒業証書は,厳粛な雰囲気の中で授与されますが,進級を認める修了証書については,あまり重く扱われないことが多いようです。しかし,進級という意義をしっかりと生徒に教えることは大切なことです。1つの大きな節目としてのしっかりと話をしていくことで次の学年での意識も変わると思います。