今日の読売新聞の「広角多角」の欄に「レジリエンス」という言葉がありました。
正直,この言葉を知りませんでした。
意味は,「逆境における回復力」だそうです。
このレジリエンスについて,編集委員の山口博弥さんは,ブルースリーのことを紹介していました。
〈引用はじまり〉
強風が吹く広大な雪原の中に,厚い雪で覆われた巨木が立っている。突然,バキッという音がし,大きな枝が落ちる。視線を変えると,別の場所には,柳の木が風にしなりながら立っている。(中略)
映画「死亡遊戯」の冒頭シーンである。「環境に適応しているがゆえに,柳は生き残る」と彼が語っていた通り,武道や人生における適応力や柔軟性を訴えたかったようだ。」
〈引用終わり〉
人生には,苦しみや悲しみに立ち向かう強さが必要だと思います。
しかし,もっと大切なことは強風でも倒れない「しなやかさ」かもしれません。