半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

5658 レジリエンス

今日の読売新聞の「広角多角」の欄に「レジリエンス」という言葉がありました。

正直,この言葉を知りませんでした。

意味は,「逆境における回復力」だそうです。

このレジリエンスについて,編集委員の山口博弥さんは,ブルースリーのことを紹介していました。

〈引用はじまり〉

強風が吹く広大な雪原の中に,厚い雪で覆われた巨木が立っている。突然,バキッという音がし,大きな枝が落ちる。視線を変えると,別の場所には,柳の木が風にしなりながら立っている。(中略)

映画「死亡遊戯」の冒頭シーンである。「環境に適応しているがゆえに,柳は生き残る」と彼が語っていた通り,武道や人生における適応力や柔軟性を訴えたかったようだ。」

〈引用終わり〉

人生には,苦しみや悲しみに立ち向かう強さが必要だと思います。

しかし,もっと大切なことは強風でも倒れない「しなやかさ」かもしれません。