半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

5647 わずか3分間

教育委員会の計画訪問が終わりました。

6名の委員が2年3組の「東北地方の自然と暮らし」の授業を3分間だけ参観しました。

リアス海岸で養殖がさかんな理由を考えるという場面でした。

おおよそ,答えは教科書に書いてあります。

それを読み解いて自分なりの言葉で表現することを求めています。

どうしても分からない時は,教科書の言葉をそのまま抜き出してもよいとしています。

それでもわからない時は,仲間に教えてもらいます。

こうやって,全員参加の授業をつくってます。

生徒たちは,いつもと同じように笑顔で楽しく授業をうけていましたのでよかったです。

廊下で,教育長とすれ違った時に,「面白い授業をしているね」と言われました。

もちろん誉め言葉だと解釈しました。

教師のやる気を引きだすのも,教育委員会の仕事です。