半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

5161 「弟子」と「師匠」の関係

晩は,ZOOMによる佐世保教育サークルの例会がありました。特にうれしかったのでは,私の「弟子」3人全員が参加したことです。この3人とは彼らが大学生の頃に出会い,私の授業を2年間ほど参観し,いろいろなセミナーや研究大会に一緒に参加した熱い青年たちです。私は彼らを「弟子」と呼んでいます。彼らとは本気で付き合い,授業(教科や道徳)やプレゼンに対して本音で批判をしてきました。それに対して,彼らは本気で学ぼうとしています。もし,これを現場の若手教師にやったならば,パワハラと言われそうです。実際,パワハラという言葉が,若手教師を本気で育てる意欲を削いでいると感じています。もちろん,理不尽なパワハラは許されないものです。しかし,若手教師に,本気の指導ができにくい状況があることは事実です。そんなことを考えた時に,「弟子」と「師匠」という関係であれば,しっかりと育てることができると考えたからです。もちろん,「弟子」を育てるのは,「師匠」である私の責任です。弟子を育てるためには,師匠である私も学び続けなければいけません。そのような心構えで3人と付き合ってきました。退職後も「弟子」3人と付き合い,一人前の教師となるように本気で育てます。
「弟子」のMくん,Kくん,Iくんこれからもよろしくお願いします。
できれば,来月のサークルも3人そろって参加してほしいものです。