半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

4632 松本人志×庵野秀明×私

Amazonprimeで松本人志庵野秀明の対談を見ました。前半は,腹の探り合いという感じでぎこちないかったですが,前半の途中から(具体的には,子供の頃,テレビで見た,仮面ライダーウルトラマンの好きなエピソードを話す時),庵野さんがいい感じになってきました。NHKのプロフェッショナルでは,知れなかった庵野さんの考えを知ることが多かったです。聞きながらずっとメモしていました。その中からいくつか紹介します。
〇ディレクターは子供,プロデューサーは大人
〇アニメに現実を入れる理由は,見ている人と地続きにすることが必要だから。
〇見る人に響くものの確率を上げていく。
〇日本語でしか表現できない作品しか作れない。
〇笑いは「緊張の緩和」ではなく,「緊張と緩和」
〇自分の人生であとどれぐらい作品が作れるのか。
〇一人じゃないとできない仕事がある。
エヴァンゲリオンは,美術館や博物館に見に行ったような感覚。
庵野秀明(1960年生まれ)
松本人志(1963年生まれ)
山中太(1962年生まれ)
ゲームもない,ネットもない,スマホもない,テレビがすべてだった時代に,確かに子供だったのです。
しかも,今でも子供なのです。きっと。