月曜日に公開する道徳授業の指導略案が完成し,昨日,全職員へ配布しました。
初任者が使った教材をアレンジし違う道徳授業を創りました。内容項目は「郷土愛」です。
道徳授業を創る時に最初にすることは,扱う内容項目について自分なりに深く考えることです。
ここでは,自分が郷土についてどう考えているのかということです。
郷土とは何か,郷土への感情,郷土から連想するものは何か,これからの郷土とはなどです。これを「郷土観」と言います。
「観」は,自分の経験と大きく関わっていますから,教える教師が変われば,この「郷土観」も変わってきます。
つまり,初任者が公開した道徳授業は,初任者の「郷土観」に基づいて創ったものなのです。教師が変われば,同じ内容項目でも,違う道徳授業になるのは当然です。
自分の「観」に基づく道徳授業をするのですから,教師も授業意欲も高まります。
借り物ではない,自分の道徳授業ですから。
日曜日に,プレゼンの最終チェックをして完成させます。
さて,月曜日は何名の教師が参観するか楽しみです。