●「絶対帰還。」(クリス・ジョーンズ 河野純治訳 光文社)★★★
2003年2月,スペースシャトル(コロンビア)が大気圏突入後に空中分解して7名の飛行士が亡くなりました。
この後NASAはシャトル打ち上げを見合わせる決定を下しました。
ということは,国際宇宙ステーション(ISS)にいる飛行士は取り残されることになるのです。
本書は,取り残された3名の宇宙飛行士を救出するノンフィクションです。
アメリカとロシアが協力する姿は,是非とも,トランプとプーチン両大統領に読ませたいものです。
宇宙での生活が詳しく分かりましたので,授業のネタとして使おうと思います。