半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

3225 原稿書き

昨日と今日の午後は,2本の原稿書きをしていました。
1本は,締め切りが迫っている機関誌「道徳のチカラ」の連載である「道徳授業を斬る」を完成させて,昨晩担当の先生に送りました。
この原稿で一番言いたかったことは,道徳授業はできるだけシンプルなほうがいいということです。
多くの資料を使えば,それだけ含まれる価値が多くなります。
そうなるとどうしてもねらいが複数になります。
わずか50分間(小学校では45分間)で複数のねらいを達成させることはできるのでしょうか。
道徳授業の限界をしっかりと知っておくことが大切なのです。
限界を知っているからこそ,50分間で教えるべきことを絞り込むのです。
資料を精選するのです。

2本は,1月末に締め切りが迫っている「授業力&学級経営力」の原稿書きをしています。
初めての連載ですから,12カ月分の見通しを立て,書く内容を考えています。
例えば,4月だったら学級経営でどんなことに注意すべきかについて具体的に書くのです。
読者は,若い教師が多いと言うことですから,これだけはしっかりとおさえておくべきことを書いていこうと思います。
もう少しで完成します。
出来上がってもすぐには送りません。
原稿は一晩ねかせた方がいいと思っているからです。
もう一度読み返して明治図書の担当者へ送ろうと思います。