半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

2424 どうして若手教師が育たないのか③

今年の夏に福岡市で開かれた野中信行先生のセミナーに参加しました。
このセミナーを企画運営しているのが,授業づくり&集団づくり団体「つなぐ」でした。
セミナーの合間に「つなぐ」の代表の内藤さんとほんのわずかな時間でしたが,話をしました。
この「つなぐ」のメンバーがとても若いのです。
しかも,数名の初任者が15分間のプレゼンを発表したのです。このやる気に驚きました。
この「つなぐ」では,若手が育っていると思います。
目の前の子供たちに悩みながら,授業づくりに苦労しながら,学校行事に忙しくしながら,こういったセミナーをやっているのです。
私の周りには,このような20代教師はいません。
このような差はどこからくるのでしょうか。
おそらく,「つなぐ」のメンバーは学びたい「師」がいるのだと思います。
例えば,菊池省三先生であり,野中信行先生であり,赤坂真二先生であり,石川晋先生なのです。
憧れる先生がいる若手教師は,学ぶ意欲が高いと思うのです。
そういった一流の先生の存在を知らない若手教師とは,雲泥の差があるのです。
その「つなぐ」からセミナーの紹介メールが届きましたので,お知らせします。
http://www.kokuchpro.com/event/3c198d47ba486c15c2ede5f4029ee992/