半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

2512 読破52冊目「学力向上プロジェクト」

●「日常授業の改善で子供も学校も変わる!学力向上プロジェクト 」(横藤雅人・北広島市大曲小学校 明治図書★★★
今日は1日中,部活の練習試合でした。
熱気でむせ返る体育館での練習試合で,疲労困憊になって帰宅しました。熱中症で倒れることが他人事ではないと思えるような1日でした。
こんな状況で審判をしていた先生たちには,本当に頭が下がる思いでした。
しかし,生徒たちのがんばる姿を見ると若さの素晴らしさを感じざるを得ませんでした。

閑話休題

さて,この本は先週,福岡で行われた野中信行先生のセミナーで購入しました。
野中先生がこの本の監修をされているからです。

「味噌汁・ご飯」授業の魅力と実力を伝える好著です。
研究授業に力を注ぐのではなく,日常授業のノウハウをしっかりと身に着けることがとても大切なのです。
一斉授業もしっかりとできない教師が,班学習や共同学習や学び合いなどがうまくいくとは思えません。
日常授業における,発問,指示,説明,机間巡視,フォローがしっかりとできるようになって初めてステップアップできるのです。
驚くのは,この本で紹介されている新採2年目程度の若手教師の実践記録です。まさにベテランのような授業なのです。
詳しく知りたい方は,この本を読んでみてください。
特に若手教師に読んでもらいたい1冊です。

追伸①
昨日の野口先生の講座で取り上げられた「終戦詔勅」が今日の読売新聞に掲載されていました。
宮内庁が,玉音放送の原盤を公開したというニュースで,この詔勅を取り上げていました。
このタイムリーさに驚きました。

追伸②
おっ。8月だ。