半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

2265 ネルソン・マンデラ氏の言葉

今日で一応の区切りです。
いよいよ明日から夏休みに入るからです。
午前中は,3つの集会がありました。
①全校集会
②オープンスクール説明集会
③修学旅行説明集会
これだけの集会があると,生徒は何が重要か重要ではないかわからなくなってしまいます。
まして,校長先生をはじめ生徒指導の先生,進路指導の先生,修学旅行担当の先生などくるくると話す人が変わりますから,なおさら,記憶に残らないのではないかと思います。
伝えたいことを絞って,話す人を絞っておくとよかったと思いました。

さて,今日のgoogleのタイトルに,ネルソン・マンデラ氏の言葉が紹介されていました。
一番,心に響いたのは以下の言葉です。

●「教育とは、世界を変えるために用いることができる、最も強力な武器である。」

この言葉を自覚すると自覚しないとでは,教師としての覚悟が大きく変わってくるのです。
目の前の子供を変えることで,日本ひいては世界を変えることができるのです。
そういった意味でも教師は聖職者なのです。

さあ,学びの夏がやってきました。
旅行に行くのもいいでしょう。
海水浴に行くのもいいでしょう。
毎晩,ビールをたらふく飲むのもいいでしょう。
しかし,それだけで終わるような教師は,教師ではありません。

嫌々ながら公的研修会に参加し,居眠りをするような教師ではいけません。
すべてのことや人から謙虚に学ぼうとする心がけがあるかどうかです。
意図的な研修と積んでいくことが大切なのです。

目の前の子供を変えるために,まず教師が学び変わることです。