半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

2168 ヨコ糸をはる

今日は,歓迎遠足でした。
2年間は,遠足がありませんでしたから,久々という感じで生徒たちも楽しみにしていたと思います。
始業式から学級づくりを進めてきて,5日目です。
おそらく学級担任は,この5日間で学級を軌道にのせるために,いろいろな指導を矢継ぎ早に行ってきたことでしょう。
システムをつくることは,言わば,生徒とのタテ糸をはる作業です。
生徒と教師のタテの関係をつくる5日間だったと思います。
しかし,タテ糸だけは学級づくりはうまくいきません。
タテ糸と同じように大切なのは,ヨコ糸です。
生徒と教師の横の関係をつくるということです。
このヨコ糸をはるためには,遠足というのはとても重要な行事となります。
その理由は,歩きながら生徒といろいろな話ができるからです。
また,歓迎行事やレクレーションで生徒と一緒に活動できるからです。
また,昼食を話しながら一緒にとることができるからです。
こうやって,生徒とのいい距離間をつくることができるのです。
もちろん,教師が積極的に生徒に話かけ,積極的に遊ばなければいけません。
ですから,4月の初めに遠足を行うことが重要となってくるのです。
写真は,ペンギンの後姿です。
今日は,汗ばむ陽気でしたから,ペンギンが気持ちよさそうに見えました。