半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

5723 若手教師よ,授業技術を身につけよ!

教師人生37年目の私です。
社会科授業の大前提が2つあります。
大前提① 授業は全員参加とする
大前提②  授業は基本的につまらないもの
この2つを前提として毎日,様々な授業技術を使って社会科授業をしています。
そのいくつかを紹介すると,こんな技術です。
①3択クイズを実施する。
②ダウトカードを使い楽しく復習をさせる
③3問テストで聴くチカラを鍛える。
④指示を出したら,机間巡視しながら全員をフォローする。
⑤難しい問題は,1分間交流で仲間の力を借りる。
⑥聴く,見る,書く,話すなどの作業を明確し,それぞれの時間を確保する。
⑦誰でもどこでもいつでもやれる課題を出す。
⑧授業の開始時刻は厳守し,終わる時刻は1分前とする。
このような授業技術は,野口芳宏先生,有田和正先生,土作彰先生,野中信行先生,中村健一先生から学びました。
さて,中村健一先生の新刊「策略 ブラック授業技術」(明治図書)を読みました。
37年目の老教師も,中村先生から学んだ授業技術を毎時間使っています。
若い先生たちも,是非,この本を読んで授業技術の基礎基本を身につけてください。
きっと,授業が楽しくなります。生徒が授業を楽しみにして待つようになります。
最後の一文に心が震えました。まさに,頂門の一針でした。
中村先生,さすがです。