半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

4965 断捨離と斎藤一

本当ならば休みですが,進路関係の仕事をするために午前中だけ出勤しました。職員室は教頭をはじめ数名の先生がいました。郵便局に受験料を振込み,私立高校推薦関係の種類を整えて進路指導主事に提出し,帰宅しました。午後からは,書斎の本をネット古本屋へ送るために段ボール詰めをしました。合計で5箱,おそらく200冊はあったと思います。終わってみると書斎がすっきりとしました。教育書とお気に入りの漫画や椎名誠の風景写真集はとってあります。これからは紙の本と電子書籍をうまく分けて買おうと思います。
浅田次郎さんの新選組本が無性に読みたくなり,電子書籍で「一刀斎夢録(上)」(文春文庫)を読みました。斎藤一が主人公ですが,新選組の活躍というよりは,どうやって終焉を迎えたかを斎藤一の語りで描いています。「壬生義士伝」もそうでしたが,浅田さんが描く新選組は,悲哀に満ちています。
kindleのペーパーホワイトのいいところは,いくつかありますが,1つは,1ページの文字数が変更できますから,自分が一目で読める文字数に設定できるところです。2つは,意味が分からない言葉を長押しするだけで分かることです。
下巻を読んでいますが,どんな終わり方をするのか楽しみです。